環境活動

  

仁張工作所の“ 環境 ”へのこだわり

私達は、板金加工の事業活動に、環境に影響する項目があることを認識しており、『 環境マネジメントシステム(EMS)』を構築し、
EMSの維持と継続的改善を図ることによって、より地球環境、地域環境にやさしい環境維持改善活動に取り組んでおります。

環境活動レポート2012年度版

2013年08月07日
株式会社 仁張工作所

1. ごあいさつ 環境活動レポート発刊にあたって

代表取締役 仁張正之

仁張工作所は、2003年よりエコアクション21の認証登録を受け、地域であてにされる中小企業として、社内で共有する『品質を良くすることは、環境にもやさしくなる』の下、持続可能な生産活動を目指しております。
2012−2014年にわたる第5次中期経営計画では、「社内外の資源を有効に活用し、地域に必要とされる企業として自他共に認められる会社となって、創立50年を迎えよう」をスローガンに掲げました。経営環境が変化する中、中長期的な視点にたって、"環境"を考慮した経営を模索しています。

昨年度の環境活動レポートを発行した頃には、2011年3月11日発生した東日本大震災の影響で原発による発電がほぼゼロとなりました。関西は唯一2基の原発が稼働中ですが、供給元の発電に伴う環境負荷は大幅に増大してしまいました。当社にとっても2013年5月より電気料金が約15%上昇すると予想されるなか、生産とエコアクションの取組みをすすめました。

2012年の売上は一昨年にも増して増加したなか、社内生産だけでなく社外生産を含めた管理面の向上や、習熟レベルが上がったことや要員を増やしたことで生産性を高める取組みを行いました。その結果、2012年のエコアクション21更新審査(2012.10受審)では、2011年の審査も担当していただいた審査人より「現場の透明性が増大している」との総括評価をいただきました。

仁張工作所では、年度目標を策定し、月次で環境に関わる諸データを収集し、PDCAサイクルを繰り返しまわし続けることが大切であると考え実践しています。
ここに、2012年度の環境活動の結果をまとめ報告します。

最後に、仁張工作所の「2011年度環境活動レポート」が、大阪府中小企業家同友会環境部会による『エコフェステバル』におきまして、「プロフェッショナル賞」を受賞したことをご報告いたします。ありがとうございました。
(この賞はエコアクション21に取組んでいる会員企業の投票と大阪カウンセラー協会の選考審査によって決定されました。)

2013年8月7日
代表取締役 仁張 正之

2. 会社概要

2-1. 事業社名

株式会社 仁張工作所

2-2. エコアクション21ガイドライン対象範囲と所在地

本社及び本社工場 〒578-0921 大阪府東大阪市水走3丁目14番6号
URL:http://www.nimbari.co.jp/
仕上棟 〒578-0921 大阪府東大阪市水走3丁目8番28号
菱江倉庫 〒578-0984 大阪府東大阪市菱江3丁目12番38号
三和工場 〒620-1442 京都府福知山市三和町千束814
関連会社 織田電装株式会社(所在地は叶m張工作所本社工場内)

2-3. 環境活動担当者の連絡先

環境管理責任者 品質保証部長 宮本 一郎
連絡先 TEL:072-962-2831  FAX:072-963-4183
E-mail:miyamoto@nimbari.co.jp

2-4. 経営理念


経営理念カードは社員全員が持っています。

  1. 私たちは板金加工を通じて良い商品を社会に提供し、安全で快適な生活空間を創造します。
  2. 私たちはお客様の満足を通じて仕事に誇りを持ち、よりよい生活を実現し、働きがいのある会社づくりに努力します。
  3. 私たちは常に新しい板金加工技術について積極的に学び自分たちのものとし、共有化することによって技術レベルの高い信頼される会社を目指します。

2-5. 品質方針

品質に責任を持ち、顧客の信頼に応える。

2-6. 事業規模(2013年3月21日現在)

(社員数は、役員・正規・嘱託・雇用延長・パート社員を含む)

<表1>
事業所名 社員数 敷地面積 延べ床面積
本社及び本社工場 83名 1,456u 2,612u
仕上棟 337m² 653m²
菱江倉庫 661m² 496m²
三和工場 12名 3,570m² 1,023m²
織田電装 11名 (株)仁張工作所本社屋内

2-7. 事業活動(認証・登録範囲)

精密板金加工製品、別注スチール製家具・什器、箱物板金加工製品の製造

3. 環境方針

3-1. 環境方針

「品質を良くすることは、環境にもやさしくなる」をポリシ−として、以下の通り環境方針を定めています。

株式会社仁張工作所は、板金加工を通じて顧客に提供する全ての事業活動において、環境に影響する項目があることを認識し、エコアクション21ガイドライン2009年版に基づいた『環境マネジメントシステム(EMS)』を構築し、EMSの維持と継続的改善を図り、顧客や地域から信頼される経営理念追求型企業として、より地球環境、地域環境にやさしい環境維持改善活動を展開します。

  1. 現在及び将来の事業活動において環境影響を捉え、事業活動に見合った環境目標を定め、継続的な改善と環境の維持改善に努めます。
  2. 適用される法的及び当社が同意するその他の要求事項を遵守します。
  3. 設定した環境目標達成に向けて、EMSの運用状況を把握し、経営者による全体の評価と定期的な見直しを行い、継続的改善に取り組みます。
  4. 環境負荷を低減するため、省資源、省エネルギー、廃棄物の削減、環境負荷の低減に努め、作業の効率化を推進します。
  5. 環境マネジメントシステムで必要な事項は、文書化し、実行し維持する。
  6. 環境にやさしい製品開発をすすめ、グリーン調達適合製品を送りだす。(改2)と共に当社で使用する物品は、出来る限り、グリーン調達適合品を調達する。(改3)
  7. 組織で働く全ての人が環境方針を共有し、EA21EMSの要求事項に沿った活動を推進します。

この環境方針は、社外に公開します。

2003年10月01日 新規
2010年03月21日 改3
株式会社 仁張工作所
代表取締役 仁張 正之


環境方針は、全従業員が携帯しています。

4. 環境経営組織

4-1. EA21推進組織

この体制は、2013年3月21日現在です。

※EA21/ISO9001は、上記組織の責任者が推進責任者として活動しています。
※EA21/ISO9001の推進事務局は、品質保証部が担当しています。
※菱江倉庫は、1階部分は倉庫2階部分は仕上課作業(2011年4月20日より)
※機械組立課の下部組織は、NCグループ・折曲グループ・組立グループ(2011年12月21日より)
※2011年12月21日組織変更:塗装工程と仕上課を統合し塗装仕上課に改組(塗装Grpと仕上1.2Grp)
注)塗装工程とは、関連会社の織田電装を指す

5. 環境目的・目標

5-1. 環境目的・目標及び計画

2011年度の活動に対して社長による見直し結果、次の3項目が2012年度に対する課題として挙げられました。

・工場の生産能力以上の受注量に対応するため外注施策を進める。委託加工した場合の環境活動レポートはどうあるべきか。
・化学物質削減に向けて、使用する溶剤選定検討、ムダ・ロスの削減を中心に推進する。
・2012−2014年第5次中期計画の初年度にあたり、環境目的・目標推進計画見直しを実施する。

これらの検討及び環境活動の経過も考慮して2012年度の目標は、表5-1の通り、また環境目的・目標推進計画である2012年からの3ヶ年に対する中期計画は表5-2の通りに定められました。

<表5-1>
番号 E1 E2 E3  
目的 【CO2の削減】 【産業廃棄物削減】 【総排水量の削減】 化学物質使用量の削減及び製品の環境配慮
1.全ての排出量を月次で把握し、改善に取り組む(電気・ガス・車燃料) 2.ウォームボズ/クールビズを推進する 1.廃棄物量を把握し、リサイクルを促進する 2.紙リサイクル推進 3.新紙使用量の削減と裏紙活用の最大化 1.全社で給水設備の点検で、ムダな水使用量を防止する。 2.塗装前処理の水抜きやゴミ対策を実施する
目標 2009年度CO2原単位-5%
470kg/CO2
新規リサイクル品選定 12,000kg/年 (1,000kg/月) 裏紙使用率 70% 原単位
2.96M3
(09比−10%)
塗装不良の削減
ライン塗料不良率 2.3%
グリーン購入及び製品の環境配慮の推進

<表5-2>
表5-2
環境活動は何が必要かブレさせない為に長期計画を立てています。


上が実際に2012年度に環境管理責任者が作成して、社長承認の後、各部に下ろされた「2012年度環境目的・目標設定書」の現物です。
この後、全社の「成果目標制度」に従って、各部の目標へと展開され、さらに各課の目標へと落とし込まれていきます。
成果目標の推進状況は月次で、社長に報告しチェックを受けます。

”あたり前”そこにはムダがあふれてる

6. 2012年度達成状況

6-1. 環境目標達成状況

2012年度の環境目的と目標に対する達成状況は、次頁の表6-1の通りです。

<表6-1>
番号 目的 目標   上期計 下期計 年計
E1 【CO2の削減】
1.全ての排出量を月次で
把握し、改善に取り組む
(電気・ガス・車燃料)
2.ウォームビズ/
クールビズを推進する
2009年度
CO2 原単位-5%
470kg/CO2
電気KW 665,088 753,360 1,418,448
LPG m³ 11,899 9,825 21,724
都市ガス m³ 3,627 4,744 8,371
車燃料 L 6,276 7,232 13,508
目標原単位
Kg/CO2
470.0 470.0 470.0
原単位実績
Kg/CO2
391.8 320.2 351
差異 Kg/CO2 -78.2 -149.8 -119
E2 【産業廃棄物削減】
1.廃棄物量を把握し、
リサイクルを促進する
新規リサイクル品
選定
選定 0 0 0
実績 0 0 0
差異 0 0 0
2.紙リサイクル推進 12,000Kg/年
(1,000kg/月)  
計画 Kg 6,000 6,000 12,000
実績 Kg 9,678 11,015 20,693
差異 Kg 3,678 5,015 8,693
3.新紙使用量の削減と
裏紙活用の最大化
裏紙使用率
70%
新紙使用 枚 283,848 235,087 518,935
裏紙使用 枚 145,177 170,978 316,155
裏紙使用率 % 51.1% 72.7% 60.9%
差異 % -18.85% 2.7% -9.08%
E3 【総排水量の削減】
1.全社で給水設備の
点検で、ムダな
水使用量を防止する。
2.塗装前処理の
水抜きやゴミ対策を実施する。
原単位
水使用量2.96m³
(09比−10%)
使用量 m³ 1,881 2,690 4,571
内織田電 m³ 1,091 1,281 2,372
同上比率 58.0% 47.6% 51.9%
目標 m³ 2.96 2.96 2.96
実績 m³ 2.11 2.37 2.26
差異 m³ -0.85 -0.59 -0.70
金額(千円) 955.2 1,323.2 2,278
E4 化学物質使用量の削減
及び製品の環境配慮
塗装不良の削減
ライン塗料不良率
2.3%
目標 % 2.3% 2.3% 2.3%
実績 % 2.26% 1.91% 1.95%
差異 % 0.04% 0.39% 0.35%
再塗装の
塗料使用L
336 259 594
再塗装の
シンナー L
67.1 51.7 119
グリーン購入及び製品の環境配慮の推進

結果に対する分析は次項に報告します。

グリーン購入
仁張オリジナル商品はグリーン購入法を前提に設計しております。また、文具類の購入についても、グリーン購入を行っております。

尚、リサイクル品の選定は2010年上期1件、下期0件。
2011年、2012年0件です。

2012年度は、新規の商品が多く新規商品受注により製作指示書(図面)が増加。
その為に新紙の使用が増えたので、裏紙使用率は目標に達しませんでした。
しかし、その他の項目は目標を達成しました。

中期計画の3ヶ年の推移はグラフの通りです。
ほぼ、目標に沿った結果となりました。

7. マテリアルバランス

7-1. マテリアルバランス

事業活動におけるマテリアルバランスを以下の通りです。


8. 法令順守状況

8-1. 法令順守状況

2012年度の法令遵守状況を下記の表にまとめました。

<表8-1.法令順守状況一覧>
適用法令(条例) 確認日 遵守状況
下水道法 特定施設該当 2012年12月水質分析 規制値以下
大気汚染防止法 特定施設該当 2003年12月分析 規制値以下
悪臭防止法 特定施設該当 2012年11月分析 規制値以下
騒音規制法 特定施設該当 2011年02月
設置許可申請受理
2011年03月
東大阪市検査合格
2008年11月測定(本社) 規制値以下
2009年11月測定(三和) 規制値以下
振動規制法 特定施設該当 (本社)騒音と同じ 規制値以下
(三和)騒音と同じ 規制値以下
産業廃棄物の処理
及び清掃に関する法律
特別管理産業廃棄物該当(廃油) 2008年11月最終処分場確認
2012年11月汚泥溶出試験
マニフェスト適合
規制値以下
特別産業廃棄物管理   特別産業廃棄物管理責任者設置(2008年5月)
特別管理産業廃棄物看板設置(2008年5月)
変圧器内絶縁油 PCB含有廃油を特別産業廃棄物の保管として、
東大阪市に届け出(2012年6月)
大阪府流入車規制     適合
フロン回収・破壊法 空調機に該当 2010年12月法確認 空調機に使用中につき、
廃棄時に適正処理する

8-2. 近隣よりの苦情

近隣より苦情はありませんでした。
 法に逸脱した活動は行っていません。

8-3. 行政からの指導

特にはありませんでした。

9. 緊急非常事態訓練

9-1. 消防訓練

2012年12月12日 消防訓練
本社2階の組立工程事務所の下が火元になった設定での消化訓練を行いました。
毎年、消防士をお招きしてレクチャーを受け、有事に備えて全社(全従業員)で訓練を行っています。

消防訓練の様子

9-2. シンナー漏えい訓練

2012年3月16日 非常事態訓練(塗装グループ)
塗装場内でシンナーが漏えいしたと想定して訓練を行いました。

非常事態訓練の様子

10. その他の取組

持続可能な発展を目指して、目標を達成する為に以下、弊社での取り組みの具体例を挙げていきます。

10-1. 3Rへの取り組み

@Reduce(省資源)

・電気から都市ガスに変更
GHP(ガスヒートポンプ)によりエネルギー効率アップすることでCO2の削減につながります。

・デマンド監視システムの導入
社長日記より、
社内でデマンド警報装置を取付け、一定以上の電力使用になればブザーがなります。
ブザーが鳴った後は、全社に放送をかけ生産に不要な電気を即シャットアウトするようにしています。

・ウォームビズ、クールビズの実施
冬場のウォームビズもさることながら、夏場のクールビズが重要と考えています。
塗装が出来る設備が本社にある事から、クールダウンが難しい状況です。

・社屋の遮熱施工実施
2012年、年末。社屋の外壁を塗り替えました。
外壁の塗り替え時に、屋根を遮熱塗料で施工しました。
成果は2013年の夏。さあ、どうなりますか楽しみです。

・車両の低燃費化
社用車の追加(自転車ですが)。
環境活動の表彰で副賞としていただいた自転車は、共用車として大活躍。
社長は二駅隣まで運動がてら使用。
社内で誰でも使える共有自転車は他にも2台あり、ガソリン削減に貢献。
地元のお得意先様が多く、自転車はとても便利です。

ハイブリッド車への切り替え
今まで社長の車はガソリン車でしたが、エネルギーを意識し新車はハイブリッド車を選びました。
写真手前側のCAMRY。
写真奥側のAQUAは改革推進室の部長の車です。
社内でも新車へ買い替える際は、ハイブリッド車を選ぶ傾向にあります。

AReuse(繰り返し使う)

ウエスは、汚れ具合で再利用

ダンボールは、緩衝材として使ってから再資源へ

主に使う緩衝材は繰り返し使えるフェルトなどです。

BRecycle(再資源化)

板金加工の事業活動で出るほとんどの金属くずは、当然スクラップとして再資源化。
コピー紙は両面使用後リサイクル。それ以外の取り組みもしています。

分別回収
全社の各フロアに置かれたゴミ箱に、それぞれ何を捨てるのかをわかりやすく表示。
どこに何を捨てるのか、わかりやすくしています。

Cサーマルリサイクル(熱回収)

三和工場では、冬場の暖房にまきストーブを使っています。燃料のまきは、鋼材運搬用の木製ゲタです。
サーマルリサイクルしています。

Dその他の取組
ゴミ削減への取組で、ペットボトルのキャップ、缶ジュースのプルタブ回収を行っています。
また、使用済インクカートリッジの回収にも取り組んでいます。長年続けることで、社内で習慣化しました。 こまめに寄付をしていたので、社外からお礼状を頂きました。

10-2. 地域との係わり

2012年度から始まる第5次中期経営計画では、『社内外の資源を有効に活用し、地域に必要とされる企業として自他共に認められる会社になって、創立50年を迎えよう』を掲げています。環境でも地域に必要とされる企業として認められるよう活動しています。

@毎年恒例の地域清掃

2004年から毎年、世界環境デー前後に、本社裏側にある恩智川の堤防付近を清掃しています。同年より三和工場では社屋外周りの清掃を行っています。(黒い太枠のある写真)
今年も2012年6月5日に本社工場、6月7日に三和工場で実施しました。
本社ではゴミ袋約30袋ものゴミを回収しました。
来年、再来年も地域に貢献できる会社で有り続け、地域清掃を始め、みなさまのお役に立てることを考える社風を誇りにしたいです。
最近では他社様でも近隣を清掃する姿を目にし、地域清掃の先駆けとなれた事を誇りに思います。

A次の世代へ
近隣の学校からの工場見学の受入をしています。
近隣の小学校、中学校から毎年工場見学の申し入れがあります。
小学生には工場見学で製品の説明、製品を作る為の機械の説明、完成品を見てもらって、触れてもらいます。
帰りには製造加工機(ターレットパンチプレス+レーザー加工複合機)で学校名を打ち抜いたプレートをお土産に渡しています。
大きさは50mm×20mm程度ですが、目の前の機械で実際に加工された物を持ち帰ってもらう事で、物作りに興味を持ってもらえる機会になればと思います。

 

中学生の社会体験になりますと、もう一歩踏み込んでCDケースの作製になります。
技術課でCADを使って設計し、板金の加工、溶接、塗装までを一通り体験して完成させます。

龍谷大学の学外実習を受入れた際には、作業改善の為にワークサンプリング、工程分析、動線分析を行って
もらい、最終日には社内での発表会を設けて分析結果を聞かせてもらいます。
毎年の社内のレベル向上へ取り組む貴重な活動としてとても役に立っております。

10-3. 全体活動

当社の全社的な全体活動で非常に重要で大きなものが、改善提案、小集団活動、3S活動の3つの取り組みです。

@改善提案活動
改善提案活動の18%が環境改善に関するものです。
内容と件数が一致しないのは、1件に複数の内容が含まれる場合と未実施(空白)です。

提案内容(単独のデータ)
分類 2010年 2011年 2012年 2012比率
品質 173 167 291 32.4%
コスト 246 190 272 30.3%
納期 7 28 37 4.1%
環境 111 172 139 15.5%
安全 8 26 45 5.0%
モラル 4 9 20 2.2%
その他 83 119 95 10.6%
632 711 899  
改善件数 672 713 885  

紅梅、白梅。
改善提案5,000件記念紅梅
改善提案7,500件記念白梅
2013年度に10,000件突破の見込み

A小集団活動
小集団活動の11%が環境改善に関するものです。

分類 2010年 2011年 2012年 2012比率
品質 12 9 12 21.4%
コスト 14 6 21 37.5%
納期 5 3 9 16.1%
環境 10 8 6 10.7%
安全 1 1 2 3.6%
その他 2 3 6 10.7%
44 30 56  

2012年8月31日 小集団事例発表会
年に一度の小集団活動報告会。最優秀賞グループには金一封もありますので、各グループとも気合の入ったプレゼンです。

B3S活動
2012年度に評価基準を全面見直しに伴い、評価エリアも見直しました。
その為、過去の評価との継続性が2012年で一度リセットされています。

    営技 製管 総務 機械 組立 仕品 織田 三和 全体 目標  
期末 2010.12 4.04 3.73 3.84 3.44 3.44 3.31 3.56 3.20 3.57 4.00  
期末 2011.12 3.89 3.65 3.65 3.59 3.24 3.39 3.35 3.61 3.59 4.50  
2012年   営・技 塗装 総務 組立 本社
仕上
機械 製管 外周り 仕上
1F
仕上
2F
厚生 菱江
上期 6月 4.0 3.7 4.0 3.3 4.0 3.0 3.7 4.3 3.3 4.7 3.7 4.7
中間 10月 4.3 4.0 4.7 4.0 4.3 4.0 4.3 4.7 3.0 4.0 4.3 4.7
期末 12月 4.3 4.3 4.7 4.7 4.7 4.3 4.3 4.7 3.3 4.7 4.7 4.7

私たちは、美化も環境へのアプローチだと考えています。
3S活動を通して、工場の美化にも取り組みました。

社長自らによる花壇の手入れ
季節の花々や、今年はプチトマトまで。

また、毎年朝顔の種を取っては社内で配布。

花壇については社長ブログでも更新されておりますので、季節の移り変わりをお楽しみ下さい。

社長ブログ

 

3Sの一環として、ゴミステーションの作り変え。
社内の一角を明確なゴミ置き場に決めました。(左写真)

 

 

本社の改装に伴い、玄関先もリニューアル。

10-4. 啓蒙活動

環境月間にあわせた啓蒙活動。

2012年もポスターを募集し、64件の力作が出そろいました。
その中から全社員で投票し、最優秀賞に輝いたポスターが右の写真です。
下の写真は一次選考を通ったポスターの投票の様子です。

11. マネジメントレビュー

経営者による全体評価と見直しの結果
2012年度の売上は20.4億となり、昨年の記録を更新して過去最高となりました。一般論としては、受注量の大幅な増加や東日本大震災後の外部要因で目標未達が増える中、当社の目標達成項目はE2-2 紙リサイクル推進を除いて達成することが出来ました。
一昨年の2011年に直面した受注量の大幅増の経験を生かすことにより2012年度は効率性を高めることにつなげる事が出来ました。また、中期計画のスローガンにある、「地域で必要とされる会社」をキーワードとして、周辺の美化活動や環境に配慮
する継続的な取組みが社員の意識や誇りの醸成につながっていると感じています。一方で、社内生産能力以上の売上となった状況で委託加工量が増加しています。目標達成の要因が社内環境側面の削減だけでなく、社外要因をどう評価するかがクローズアップされてきました。この点については、環境レポートにどうあるべきかを報告するに至りませんでした。外部委託加工先の現状調査と評価がまず必要と考えます。


・6月環境月間の取組みや、設備更新や新しい塗料や溶剤購入時に環境に対する配慮や実行意識が定着してきました。 (本環境レポートに記載の通り)
・前年比131%の売上増により資源投入量は増加しましたが、原単位当たりのCO2排出、水使用量、塗装不良率は目標値以内に入りました。
・一方で夏場の電気使用量については、電力会社からの15%節電要請の中、生産に支障をきたさない範囲でムダ・ロスの排除に取組みましたが、8月に本社工場、三和工場共に最大電力使用量を更新してしまいました。結果を確認するレベルから、予想される使用量に対して何ができるか、事前対策や準備が不十分ではなかったか?検討が必要です。
・本社工場長期保全計画にもとづく外壁塗装維持改修を実施、環境に配慮すると共に折半構造の屋根に遮熱塗装を 施工しました。
・委託加工割合が増えることによって、これまでの評価項目のままで有効性はどう変わるか?環境活動レポートにどのように反映すべきかについて十分な検討ができませんでした。

次年度に向けて
・2011年度より工場の生産能力以上の受注量に対応するため外部委託加工施策を開始しました。委託加工割合が増加した場合の環境活動レポートについてどうあるべきか検討します。
・売上増加に伴いエネルギーの絶対使用量が増大している中で、削減中心の取組みから効率的な取組みにシフトすることを検討します。

これらをふまえ、2012-2014年の第5次中期計画で策定した"地域で必要とされる会社として自他共に認められる会社"づくりを推し進めます。

12. 次年度の取り組み

表12-1.環境目標の取組結果とその評価、次年度の取組内容
  項目 結果 評価 2013年度
取組内容
1 CO2排出量削減 目標原単位470Kg/CO2月に対し、351kg/CO2 受注金額が予想よりも大きく、
その結果原単位が大幅に下がった。
受注予測を鑑みて
2009年度CO2原単位-5%  457kg/CO2以下
2 廃棄物の削減 ・紙リサイクルの推進、
目標12,000Kg/年に対し、20,863kg
目標を達成できた。
リサイクル量が大きく増えた原因は、
昨年同様受注量増加に伴う部材納入時の
段ボールが増加した。
これらの段ボールは社内での製品養生にも活用している。
・新規リサイクル品選定
・紙リサイクル12,000Kg/年 (1,000kg/月)
裏紙使用率を70%と設定したが、
新規受注品や、回覧用ファイルを大量に作成した為、
結果は60.9%に留まった。
本年度は紙使用枚数削減の為、 定番品の図面ファイルを作成した為、一過性として極端に紙が増えた。
今後は紙のかわりにタブレットPCの 使用など、新たな取組を行っている。
・新紙使用の削減。裏紙使用率70%以上
3 水使用量の削減 目標原単位2.96M3に対し
2.26M3で成果が出せた
塗装工程の製品水抜き穴設置と 前処理の製品吊り方の工夫で
削減ができた。
受注予測を鑑みて
原単位 2.8M3 (09比−10%)
4 不良塗料量の削減 目標2.3%以下に対し、
実績は1.95%と達成
受注増加に伴い、得意な塗装と苦手な塗装を理解し、苦手な塗装方法は
その塗装を得意とする外注先に委託した事で、不良率は低下。
塗装不良の削減
塗料不良率 2.1%以下
グリーン購入及び製品の環境配慮推進 1)社内使用の事務用品は
適合品にする。

2)オリジナル製品の塗装は、
鉛フリーの塗料を使用する。
1)社内文書「グリーン調達ガイドライン」
に沿った調達実施

2)メラミン焼付け塗料は、鉛フリーに
全て変更した。

3)粉体塗装実施。
1)社内文書「グリーン調達ガイドライン」に沿った調達実施

2)塗料は、鉛フリーに全て変更。

3)粉体塗装実施。

環境事務局より