板金加工について

  

ステンレス

ステンレスは鉄に続いてよく使用される材料です。その用途は広く、食品業界・薬品業界はじめ様々な分野で、標準的に使用されています。ステンレスの第1の特長はSTAINLESS STEELの名前の通り"非常に錆びにくい"ということです。流通性も高く、溶接加工にも適しているため板金加工業ではよく使用される材料です。通常、表面処理加工についてはバフ仕上等の研磨処理を施すのが一般的ですが、場合によっては塗装することも可能です。ステンレスは中に含まれるニッケルとクロムの含有量によって、304・430等いくつかの種類に分けられます。それぞれの特徴としてSUS304は18-8ステンレスと呼ばれるように、18%以上のクロム、8%以上のニッケルを含有する金属で耐食性に非常に優れていますが、ニッケルを含む為、コスト的には割高になります。一方SUS430は13クロムステンレスと呼ばれるように13%以上のクロムを含む金属であり、耐食性には優れていますが、SUS304と比較すると落ちてしまいます。しかしコスト的には割安です。弊社においてよく使用するステンレスの種類としては、SUS304-2B 材ならびにヘアライン処理材・SUS430-2B材/ヘアライン処理材などがあります。2B、ヘアラインとはステンレスの表面処理の一種で、2Bは適度な光沢を与える冷延圧延をしたもの、ヘアラインは240番程度の研磨ベルトで髪の毛のように長く連続した研磨目をつけたものです。また、焼入処理することで大きく硬度を上げ、耐工具用途を満たすことができるSUS420-J2のような高級素材もあります。1kg当りの平均価格帯は、スケッチ材で大よそ300~600円です。