板金加工について

  

板金加工における接合技術

・板金加工における接合技術は、加工した部材を組み合わせ、製品化する上で重要です。ものづくりにおいて、いろいろな接合技術を理解し、最適な方法を選択し有効利用することが必要不可欠です。組み立てのための接合方法には、大きく以下の3つの方法があります。
(1)機械的接合法・・・ボルトやリベットを利用して接合する方法 
(2)冶金的接合法・・・溶接やはんだ付けなど金属材料の持つ特性を利用して接合する方法
(3)接着剤接合法・・・各種接着剤を利用して接合する方法 但し、各々の接合法には、特有の利点・欠点を併せ持っています。これらの接合方法を製品組み立てに使用する場合、
1)製品に要求されている品質が得られること
2)接合によって発生する問題点が許容をこえないこと 
の2点が満足できるような方法や条件を選択することが必要です。逆に言えば、それら2点を満たせばよいのであって、例えば必要性を大幅に超えて強固な溶接をすることは、場合によってはオーバースペックとなることもあります。従って、場合によっては二つ以上の接合方法を組み合わせて使用し、各々の利点と欠点とを補うような方法も有効です。

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~具体的事例~
ここでは、簡単な事例(サイコロ製作)を以て、板金加工の具体的な進め方、接合方法等について説明します。
板金設計→加工
1)CADにて設計を行います。(材質、寸法、板厚、モデリング、展開方法・・・)

2)CAMにてプログラミング、加工機への割り付け等を検討します。
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3)接合方法については、次の2種類を検討しました。
  <1>溶接による接合(冶金的接合)
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  <2>リベット止め(機械的接合方法)
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