板金加工について

  

金属材料の違いと溶接

・板金加工のし易さの程度は、材料自体の構成(結晶格子)で決まります。
・また最近の各種金属材料は合金元素を微量調整しながら含ませることで、成型加工性や溶接組立のやり易さに違いを生じさせています。例えば、鉄に炭素を含んだ"鋼"や、更に元素を添加した"合金鋼"では炭素の量が多くなるに従い材料は硬く強くなっていき、伸びが少なく板金加工が難しくなっていきます。またそれら炭素量の多い鋼を高温加熱→冷却させる"焼入れ処理"をすると、硬度・耐性は高められますが溶接部の性能低下をまねきます。
また材料強度の小さいアルミニウムでは、加工硬化を求めたり、合金元素の添加で必要強度を得たりしていますが、それでも棒や板といった形状によって加工性が異なってきます。
このように、板金加工においては、材料によって加工や溶接の際に生じる材質変化は多種多様で、各々の特性に合った加工法や溶接法、溶接材料の選択が必要となります。